さかつくの雑記

感想記事は途中からネタバレ入ります

俺的ワキガ対策紹介

腋臭(ワキガ)。

わきの下から不快臭を発する状態。アポクリン腺からの分泌物が細菌により脂肪酸に分解され、汗のアンモニアなどが加わって生じる。(デジタル大辞泉より一部抜粋)

 

3年ぶりのブログ更新。

テーマは冒頭に記載している通りワキガ。体温調節のためのエクリン腺からの発汗とは種類が異なり、ワキガの原因はアポクリン腺から出る汗にあり、発汗する体の部位もある程度限定され、広義でいう緊張時などによく分泌される。

辞書にも不快臭と記載される始末ではあるが、もともとはフェロモンのような役割を持っているらしく、外国では個性として受け入れられているとかいないとか。なるほど確かにワキガ臭を放つ外国人で、周りを気にする素振りを見せる人には出会ったことがない。

フェロモンというだけのことはあり、臭いには個人差がある。ワキガ臭に出会うことがあれば嗅ぎ比べてみるもの良いだろう。

 

さて、かくいう私もワキガなわけだが、同時にワキガ臭が嫌いな星の元に生まれてしまった。ワキガ発覚後はそれはもう息苦しい毎日を送っていたわけだが、対処法を見つけてからおよそ6年間、ワキガ臭による苦しみとは無縁の生活を送っているといっても過言ではない。これは自惚れかもしれないが、私がワキガだと知っている人はかなり限られているだろう。そもそも友達が少ない。

根本治療というわけではないが、個人的な対処療法をこの記事で紹介したい。

 

 

ワキガ対策、結論としては次の2つの製品の併用だ。(1か月1000円ほど)

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先に但し書きをさせてもらいたいが、私の症状はどちらかといえば軽度に分類されるものだと思う。明確や基準や統計などがあるわけではないが、高校時代に”本物”に出会ったことがある。彼を差し置いて自分が重度などとは、口が裂けても言うことができない。

朝登校すると、ワキガ臭で彼が自分のクラスにいたことが分かるのだ。彼は別のクラスの人間だったが、時折私のクラスに遊びにきては立ち話をして戻っていく。そんなものの数分で教室の空気が塗りつぶされる。

何が恐ろしいか、これは朝の出来事なのだ。

ワキガ臭の元は汗である。風呂に入りまだ綺麗な体、洗ったばかりの服を着て登校してくれば、当然ワキガ臭は抑えられているものだ。だが、彼はそんな当たり前を何事もなく乗り越える。臭いを隠せる道理もなく、彼は臭い臭いといじられていた。

ただそれでも、彼の周りにはいつも友人がいた、今思えばひとえに人徳というものなのかもしれない。

 

だいぶ話が逸れたが、重度なワキガで、臭いを気にするのであればこのブログの内容では太刀打ちができないと思われる。病院に行った方が良いのではと先に言っておきたい。

 

さて、上の写真であげた商品は「ロールオンの制汗剤」「脇汗取りパット」の2つで、私が現在使用しているものだ。

類似品でも良いが特徴をそれぞれ説明していく。

 

  • ロールオンの制汗剤

制汗剤は試したことがある人が多いのではないだろうか。今回紹介するのはGATSBYの「デオドラント ロールオン」という商品だ。これを使うことで脇汗をかいても脇からの悪臭を抑えることができる。

類似品の8&4系のものでもおおよそ同じような効果が得られるが、とにかくロールオンタイプのものが良い。スプレータイプのもの(パウダー系、液体系)も試したが、効き目も持続時間も微妙だった。ちなみにロールオンは体感だが15時間ぐらいもつ。それ以上の長時間の外出の際はカバンに忍ばせておこう。

 

注意点としては、ロールオンタイプでも毛穴を塞いで発汗を抑えるタイプの商品はオススメしない。一度決壊するとあまりに無力だった。

 

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  • 脇汗取りパット

前述の制汗剤にも弱点がある。制汗剤は確かに脇からの悪臭は防げるのだが、脇汗が染みた服から悪臭がしてきてしまう。ジャケットなんて蒸れやすいものを着たときのワイシャツの死亡率は100%だ。つまり、いくら脇自体に対策をしても服に染み込む汗をどうにかしなければ意味はない。

 

そこで活躍するのが「脇汗取りパット」である。

私が好んで購入しているのは「+Ag汗取りパッド」という商品で、ドラッグストアSEKIでしか販売しているのを見たことがない(おそらく専売)。類似品でも問題はないが、これは値段が安くパッドが大きいので重宝している。

詳細は下記のリンクから確認してほしいが、2枚1組のパットをそれぞれ、服の両脇の内側に貼って使用する。抗菌成分の入ったパットが汗を吸ってくれるため、服から出る臭いを予防してくれる。

初めのうちはパッドを貼る位置に苦労するが、慣れてくれば1分とかからず貼れるようになる。一言でいえば、1日1分の時間と30円弱で服からの悪臭を防止できるアイテムだ。

 

注意点としては、発汗量が非常に多い人にはオススメできないかもしれない。

ワキガ対策としては防ぎたい汗はアポクリン腺からの汗ではあるものの、エクリン腺からの汗も同様に吸収してしまう。吸水量もそれなりにはあるパッドだが、特に夏場に大量の汗をかいた場合は、吸水しきれず服に汗が染みたり、パッドが剝がれることもあるかもしれない。


脇汗取りパット紹介ページはこちら。

https://my-best.com/products/105439

 

 

結論としては、先に述べたように、「ロールオンの制汗剤」「脇汗取りパット」の併用だ。ロールオンを脇に適当に塗った後、パッドを貼った服を着るだけの簡単なお仕事である。値段については、商品にもよるが、先に取りあげた2品だと20日分で1000円程度と中々にお安くあがっているのではないかと思う。

私はどちらの商品の回し者でもないが、ワキガの人が1人でも減ってくれれば、嫌いな臭いを嗅がなくて済むと思ってこの記事を書いた次第である。

もう一つ言うと、ちゃんと臭いケアしてる俺偉くねってアピ