さかつくの雑記

感想記事は途中からネタバレ入ります

エロゲの分岐について

エロゲの分岐って何パターンかありますよね。

今回はそれぞれについてなんか書こうと思います。

 

 

大別してみると

①ストーリー中に選択肢が出現し、そこから枝分かれして話が進んでいくもの

②大筋のストーリーがあり、選択肢の分岐で個別のストーリーに移行するもの

③ゲーム開始時点でキャラを選択するもの

④そもそも分岐がないもの

 

このあたりだと思います。それぞれ見ていきます。

 

①ストーリー中に選択肢が出現し、そこから枝分かれして話が進んでいくもの

これは一番オーソドックスな構成ですね。適当にエロゲ買えば大体これにあたるでしょう。あえて名づけるなら迷路型でしょうか。

迷路型なんて言いましたが、実際は分岐が単純なもののほうが多数です。選択肢が全体で一つ、キャラごとに一つずつなんてもの珍しくありません。最近のゲームであるほど選択肢が少ないですね、ソースは俺。

 

この一つ前にの記事に取り上げた「Magical Charming!」もこれにあたります。クロノカードの回収で結構な数の分岐を要求されたので迷路の体裁を成してましたね。

「Magical Charming!」のような分岐をするゲームはギャグ選択肢やネタエンドが多くて楽しいです。セーブの手間が増えるのはめんどくさいですが。

このタイプの真骨頂はシリアスなバッドエンドにあると思っています。私の好きなバッドエンドは「車輪の国、向日葵の少女」のバッドエンドの一つです。夏咲の命を諦めた賢一が天狗の鼻を折られ、冷酷な特別高等人になるエンドです。あの結果が必定であったかのように、息をするように厳しい言葉を吐く様は痺れましたね。

この作品はエロゲの中でも1,2を争うぐらい好きなので記事を書く日がくるかもしれません。

 

 

②大筋のストーリーがあり、選択肢の分岐で個別のストーリーに移行するもの

これはそんなに目にするものではないが良作が多いイメージです。上記の「車輪の国、向日葵の少女」や「穢翼のユースティア」などがこれにあたります。名前を付けるなら大樹型でしょうか。

メインストーリーが木に、ヒロインとの後日談やHシーンが枝にあたります。このタイプは枝に分岐せずとも各ヒロインのストーリーを順に追っていきます。ヒロインと付き合う選択をすると分岐し、そのまま個別エンディングに行く流れが基本です。

大樹型の真骨頂は全てのヒロインの問題解決を経由しながら進むことです。迷路型だとトゥルーだったりループものだったりしない限り、ヒロインや主人公の成長だったりは別のルートには反映されません。しかし大樹型だとそれが可能で、成長したキャラの力で問題を乗り越えることができます。個人的に好きなのが、敵陣営のヒロインのストーリーで手助けをしたことで、大詰めで敵陣営ながら助けてくれる、みたいなやつです。

 

 

③ゲーム開始時点でキャラを選択するもの

これはファンディスクに多いですね。一本道型とでもいいましょうか。このタイプは基本的に選択肢はないと思います。中出しか外出しかみたいなのはあるかもしれませんが。

ファンディスク以外だと「シークレットゲーム-KILLER QUEEN-」が思いつきます。この作品はゲーム開始時に4つあるストーリーのなかから1つを選んでゲーム開始するものでした。

 

 

④そもそも分岐がないもの

これは攻略キャラが1人しかいないゲームなどが該当します。最近増えてきましたね。通常版なら定価で2000円ぐらいと安価で購入できます。「彼女のセイイキ」などのセイイキシリーズとかですね。店員ちゃんは天使。

シリーズ化していれば別ですが、1作品だけのものは低コストで作りました感バリバリで、ヒロイン以外はキャラデザが存在しないなんてものもあります。

ソシャゲに押されてエロゲは難しい時代になってきたことの表れでしょうか。このタイプはあまり好きではありませんが、エロゲ会社には頑張ってもらいたいので応援はする所存です。

 

 

以上、頑張ってなんか書きました。僕もそんなに数をやっているわけではないのでもしかしたら他にもあるかもしれません。

それでは。